棟板金が飛散して雨漏りする原因

屋根に設置されている棟板金は、屋根のもっとも高いところに取り付けられています。そのため台風などの被害にあいやすく変形したり剥がれてしまうことも少なくありません。
被害にあっても屋根の上に残っていればまだよいですが、飛散したり落下すると大変危険ですから被害がでる前に対策を行うことが大切です。

築年数が経過した棟板金は屋根から浮いているのがほとんどです。また棟板金を固定している貫板が腐食して固定している釘がゆるむことも少なくありません。
そのため定期的に点検を行い棟板金などが劣化していないかをチェックすることが大切です。
もし棟板金が飛散してしまったり浮いてしまうとそこから雨水が浸入してしまい雨漏りの原因となってしまいます。
屋根と板金の裏側には防水シートが敷かれています。そのため棟板金が浮いていてもすぐに雨漏りが起こることはありませんが、防水シートも劣化が進むと防水機能が低下してしまい雨漏りが発生してしまいます。

東京都内は住宅が密集しており、ご自宅の棟板金が周囲へ多大な被害を与えてしまう可能性もあります。世田谷区にお住まいで台風や突風によって棟板金が飛散してしまった、棟板金が浮いてしまい落下する危険性があると不安を感じる方は『街の屋根やさん』のような屋根専門業者へご相談ください。

瓦屋根の寿命は約60年と言われていますが、瓦屋根であっても屋根の下の雨仕舞い部分に使われている板金は耐久性が低くなっていますから、定期的に点検を行い10~15年に1度はメンテナンスを行うことが大切です。